シャトー・ド・フラン・レ・スリジェ2003
サンテミリオンのシュヴァル・ブラン、アンジェリュス、このプルミエ・グラン・クリュ・クラッセA、Bの両者がタッグを組んで造っているワインをご存知かな?
シュヴァル・ブランを100年以上に渡って所有してきたエブラール家のドミニク・エブラール、アンジェリュスのユベール・ド・ブアールが共同出資して始めたコート・ド・フランの
シャトー・ド・フランがそれ。
ロバート・パーカーはボルドー第4版で、シャトー・ド・フランをボルドーのお買得ワインの超穴場であるコート・ド・フラン地区のトップシャトーに挙げている。
この
『レ・スリジェ』はこのシャトーの最高キュヴェで、2003ヴィンテージはメルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%の割合。
一部サイトでは2002ヴィンテージのメルロとカベルネ・フランのブレンドになっているが?
アンジェリュスはラランド・ポムロルでラ・フルール・ド・ブーアールというワインも造っている。ここのスペシャル・キュヴェ、ル・プリュス・ド・ラ・フルール・ド・ブーアールというワインをご存知かな?
ほとんど手造りの、年産4,000本というオートクチュール的なワインだ。
アンジェリュスは買えても、この『プリュス』は中々手に入らない。
クオリティーはアンジェリュス以上かもしれない!
この『プリュス』のブレンド比率がメルロー90%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%
カベルネ・フランを好んで使うユベール・ド・ブアールがこの『プリュス』の成功で
『レ・スリジェ』のブレンドにカベルネ・ソーヴィニヨンを使ったとしても不思議ではないだろう。
『レ・スリジェ』を飲んで、幻の『プリュス』を想像してみてほしい!