月曜日の晩餐。
青梗菜のマヨネーズ和えの予定だったのに
朝のモコズ・キッチンで青梗菜の料理を作っていたから?
青梗菜が売り切れ。
急遽、鶏から揚げもどきのワン・プレートに変更。
ヴィーニャス・デ・ガイン白2005
青梗菜のマヨネーズ和えにする予定だったのは、このワインを飲みたかったから。
ヴィーニャス・デ・ガイン ブランコ2005
エル・ピソン2004でワインアドヴォケイト100点を獲得したアルタディが造る白。
正式リリースは2006ヴィンテージからで、2005は幻のヴィンテージ。
というのも、試験的にアメリカ向けに造ったワインで
評判が良かったので2006から本格的にリリースしたワイン。
倉庫にあったすべてを買い占めて
販売しなくてはいけない希少な1本を飲んでみた。
ヴィーニャス・デ・ガイン ブランコ2005
熟成で、ワインが濃い黄金色になってきている。
透明感がやや乏しい感じで、グラスにそそいで直ぐは
熟成香がワインの大部分を占めてバランスが悪い。
かなりスワリングして空気を十分に送り込んでやると
完熟りんごや洋梨、蜂蜜などの香りが現れる。
眠っていた繊細な酸と硬質なミネラルが調和された見事なバランス
しかも熟成感も感じる複雑性。
アルタディのワインは、赤も白も
このミネラルと繊細な酸のバランスが素晴らしい。
セミナーで強調していた「acidity」
この白ワイン飲んで、いかに大事かがよくわかった。
大切な1本飲んでしまったが
お客様には十分な説明ができるので許してくれるだろう。